1ヶ月ヨーロッパ旅行

1ヶ月ヨーロッパ旅行 Day 10

今日は、フランス旅行で一番行きたかったところ・・・

ベルサイユ宮殿に行ってきました✨

電車に乗って、ガタンゴトン。

ようやくたどり着いた、ベルサイユ宮殿🥺

開場したベルサイユ宮殿

ああ・・・。ここがベルサイユ・・・。

革命の舞台でもあり、何よりマリー・アントワネットが暮らしていた宮殿・・・。

ここも、勿論『Museum Pass』が使えます!✨

マジ万能です。これさえればどこにでも行ける笑

絢爛豪華な造りで、本当に広かったです。

これ、本当に冗談じゃなく、

半端なく広い!!

音楽室
鏡の間
こんなとこでご飯食べたくない。緊張しそう。
でかい絵がずらり。

本当にこんなとこに人が暮らしてた事が信じられないくらい豪華。

しかも宮殿だけでも大きくて広いのに、庭も広い。

ベルサイユの庭①
ベルサイユの庭②

てか、敷地どんだけあるの? 広過ぎる。敷地内にトリアノン(別宅的なやつ)があり、しかもそこまで行くためのバス(?)があるほど笑

私は歩きでトリアノンに行ったのですが、30分くらいはかかりました。

(てか、敷地内に別邸があるってどんだけ・・・)

別邸までの道。もはや普通に道路として使えるやん・・・。

マリー・アントワネット王妃はプチ・トリアノンがお気に入りとのことですが、なるほど確かに落ち着く空間となっていました。ベルサイユ宮殿にはない暖かみを感じます。

(こっちの方が品が良いわー)

仕掛け扉になっている部屋
キッチン

ベルサイユは豪華絢爛で、王族の生活を見せるための造りになっていますが、こちらは違います。

可愛らしい調度品が多く、貴族として最低限の慎ましやかな生活をするにはぴったりなところでした。

そして、もう少し奥に行くと田舎風景が広がっていました。

マリー・アントワネット王妃は田舎暮らしに憧れていたようです。

本当に彼女はどこかの中小貴族の領主と結婚した方が幸せだったんじゃないのかと思います。

実際、フランス王妃の座は本来彼女の上姉のマリア・カロリーナが着くはずでした。

このカロリーナは王妃教育も幼少の頃から十分仕込まれており、且つとても優秀で、フランス王妃として申し分のない女性でした。

一方、末娘のアントワネットは周囲から甘やかされており、お転婆で、あまり勉強をしたがらず、得意なのはダンスと言った具合。それでも、王妃に嫁ぐ予定ではなかったので、王族でもそれで問題はないはずでした。

しかし、そのまた上のマリア・ヨーゼファがナポリ王妃に嫁ぐ直前に亡くなってしまったことが、歯車を狂わせます。

当時オーストリアの女帝だったマリア・テレジアは悩みましたが、繰り上がりでカロリーナをナポリの王妃に、そしてアントワネットを急遽フランス王妃に嫁がせることに。

急な変更に二人の娘たちは戸惑いますが、カロリーナは元々が優秀だったので、当時混乱の最中だったナポリを上手く統治したとのこと。

しかし、アントワネットは・・・・。

もし、カロリーナがフランスに嫁いでいたら、フランス革命は起こらなかったとも言われています。

それか、もっと前にアントワネットにしっかりとした教育を施していればあるいは・・・。

実際、革命の裁判や牢屋、処刑される最後の時まで、王妃らしい凛とした威厳のある姿であったと伝わっています。

素質はあったはずなのに、開花するのが遅かった・・・。

本当に残念でなりません。

そんな感じで、彼女に思いを寄せていると・・・。

ん?

なんだ、ここ?

家畜がいっぱいいる・・・。

ロバ・・・?

ふと、周りを見渡すと、観光客らしき姿が一人も見えません。

あれ????

もしかして、変なとこ、来ちゃった???

迷った!?!?!?!?!!!!∑(゚Д゚)

え? やばくない? 絶対ここ従業員エリアな気が・・・。

しかし、結構進んできてしまっているみたいで、戻るのも足の疲労的には辛い・・・。

どうしよう・・・。

わからんけど、きっとすぐに出口が見つかるだろうから、とりあえず進もう!!

話しかけられたら「迷子です」って正直に言って外に出してもらおう。

それが一番いい!

と思い、進んで進み続けるが、一向に出口らしきものが見えない。

あれ? これ、戻った方が良かったかな???(^◇^;)

けど、こんなにも歩いて戻るのはきつい!!

と思っていると、家畜いっぱいの土の道から木々のある舗装された道へ!!

急に現れた石畳

これは出口は近いのでは!?!

そうやって自分を励ます、が。

なんか、隣に従業員用の宿舎みたいのが見えるなあ:(;゙゚’ω゚’):

・・・・・

だ、だ、大丈夫! 怒られたら、「秘技:女の涙」で許してもらおう!💦

なんて考えてると、トラックとすれ違った。

怒られるかと思ってドギマギしたが、

スルーされた。

・・・・あれ? これ、大丈夫なのかな?

もしかして、勘違いってやつ!?

実は家畜と触れ合いエリアだったりして!!

そうかも! いや、そうに違いない!!!

あ!出口だ!!

気づいたら、大トリアノン宮殿の近くに出てきました。

観光客もいっぱいいます。

ふと、自分が出てきた道を振り返ります。

脇に『Staff Only』という看板が。

_:(´ཀ`」 ∠):

皆様、私のように迷子にならないよう、きちんと周りを見て歩きましょう。

絶対怒られたやつです。私はたまたま大丈夫でしたが・・・。

調べると、観光客は入ってはいけないエリアに家畜を育てているとのこと。(完全に私が入ったエリア)

一部のエリアで家畜を養えるくらい広いので、皆様迷子にならないようお気をつけて!!!

(↑まあ、よっぽど無いですかね( ;∀;))

おまけ:下は大トリアノンの写真です♪こちらも見事な宮殿でした。

大トリアノンのベッド
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投稿者

kuonkaito.606@gmail.com
久遠海音です♪ 旅行や漫画・アニメが大好きで、特に海外旅行へ行くことを生きがいにしている貧乏人です。そんなインドア貧乏人が海外旅行に行った時の体験記を中心にブログを書いています。

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