公共交通機関ONLYの北海道横断旅 Vol.2
目次
- 日記
- 実際のスケジュール
- 費用について
- 地域共通クーポン
- 使用金額
日記
札幌観光2日目!!
ホテルをチェックアウトし、荷物を預かってもらう。
その後、ブラブラ歩く。朝の散歩だ。昨日の夜見た北海道庁が近くにあるので、そこへ寄ってみた。夜の雰囲気も良いけど、朝は朝でまた良い。木々や池などが太陽の輝きで色づいてる様子や、鳥の鳴き声が良い。カラスは煩えが。出勤する人が列をなして早歩きで通過していく。これぞ朝の風景。
朝の風景を堪能したらお腹がすいた。だが、お目当てのサンドイッチの名店「さえら」は10時開店なのでまだ時間がある。なんか観光するところはないかと大通り付近を歩いていると、何やら立派そうな建物が。札幌市資料館というところで、大正15年に札幌控訴院として建てられた建物である。せっかくなので(入館料も無料だったので)中を見ることに。館内には当時の法定の様子が再現された場所があり、何やらみんな座っている。とりあえず座ってみると、係の人が「この後行われる模擬裁判(?)は10時スタートですので、少々お待ちください」とのアナウンスをした。10時か〜。「さえら」オープンしちゃうし、今回は諦めよ。とのことで席を立つ。建物自体も素敵で、明治・大正時代の建物が好きな人は来てみると良いかも。
外に出てまたしばらく歩くが、足が疲れてきた。まだ朝なのに。「さえら」までまだ距離があるどうしよう・・・。やむなく地下鉄を乗ることに。深く考えずに、1日切符を買う。しかし、買わずにicカードで移動した方が安くなると判明するのはそう遅くなかった。
そして念願のさえらへ到着したのだが、まだオープン前だというのに行列が確かに人気店とは聞いていたが、コロナだしそう人がいないだろうと思ったが甘かったようだ。しかし、一巡目で中に入ることができたので上々だ。メニューを開くと、期間限定でシャインマスカットのサンドイッチがあるみたいだ。多くの人がそれを注文していたので、正直迷ったが、ここはやはり王道のタラバガニを頼むべきだろうとタラバガニ&パストラミのサンドイッチを注文。タラバガニはシャキシャキとした野菜とのハーモニーが抜群。パストラミもめちゃうまでした。お会計をする際、店主に「寒くなるから気をつけて」と言われた。薄着ではあったが、道民の格好を参考にしてるし、歩いてると寒くなかったので、不思議に思いつつ、大丈夫だろと思ってた。が、羊ヶ丘に行く途中寒くなり、ライトダウンを羽織ることに。道民の寒さに対する強さ、舐めてたわ。観光客は道ゆく道民の格好を真似てファッションコーデをしてはいけない、と学んだ。
羊ヶ丘に行くのに地下鉄とバスを使ったのだが、地下鉄を降りた後、のんびり歩いたためバスに乗れず、30分待つハメになってしまった(ここでライトダウンを着た)。
そして無事にバスに乗り込み、目的地の羊ヶ丘展望台に到着。バスを降りる時、前の人はicカードで支払っていたのだが、130円となっていた。私は240円の支払いなのに。ということは、地下鉄1日乗車券を買ったのは失敗だったのでは・・・? 浮かび上がった疑問。頭の中で運賃の計算をしようとする思考回路を遮断しようと努め、なんとか計算せずにすんだ。だが、この時点で既に地下鉄1日券が疎ましく見え、捨て去りたい気分だった。
羊ヶ丘では陽キャがキャッキャうふふしてた。クラークの前で写真を撮る人だかりでいっぱい。別にクラークとツーショットは望んでいないので適当に撮影し、遠くにいる羊を眺める。私の孤独感を分かち合ってくれるのは遠くで草を一心不乱に食べてる羊くらいなものだ(地下鉄1日乗車券をまだ引きずっている)。
気分を紛らわせようと鐘を鳴らしてみたが思ったより煩くてびびった。羊はめっちゃ遠くにいるし、次はどこ行こうかな、と休憩所でスマホをいじっていると、北海道大学にて牛トロ丼があり、安くてめちゃうまだと書いてあるのでそこへ向かう。
すると、何やら博物館もあるみたいだ。あまり期待していないがタダだったし、お昼時の学食は学生のみ使用できるとのことだったので、暇なので中に入ってみた。すると驚き。迫力のあるマンモスの剥製があった。様々な分野のものがたくさん展示してあり、とても興味深かった。もし私が高校生だったのならば、この大学に通いたくなっていただろう(今からでも通いたいと思ったくらいだ)。恐竜の化石だったり、鉱物だったり、ヒトの皮膚(病気になった時の)の模型があったりとたくさん動画にとったが、残念ながら今はもうない。
そして牛トロ丼を食べに学食に向かう。牛トロ丼・・・。前から食べてみたかったんだあ。お安く、しかも学食で食べれるなんて、北海道大学の学生は幸せだなあ、と思っていると、なんか嫌な文字が。「2Fの食堂は休業」と読めるが・・・。ネットで調べるとどう読んでも牛トロ丼は2Fの食堂と書いてある。なんて運が悪いんだと呪いながら、1Fの食堂で中央丼をピック。
しかしこの中央丼なかなか良い。揚げ餃子とザンギと白身魚のフライが米の上に乗っているのだが、揚げ物が熱々のサクサク。タレもめちゃうまで、これで400円は流石すぎる。
さて校内散策を再開する。まだ青い銀杏並木が素晴らしかった。黄色くなるともっと素敵だろうと妄想するが、足が疲れたのでホテルへ戻る。
荷物を受け取り、電車で小樽へ。
電車から海が見えたので、早速撮影。だが、私みたいにはしゃいでいる人が全くおらず、みんな下を向いている。なんてクールなんだ。なんか恥ずかしくなった。
小樽に着いた。荷物が邪魔なのでさっさとチャックインするためにホテルへ。今回泊まるのは「ホテルノルド小樽」。
洋風の建物がとてもよく、またお風呂がトイレ別だけで無く、しっかりとした湯船と広い洗い場があったのでとても嬉しかった。後でお風呂入ろうとルンルン気分に。
ホテルまでの道のりや駅の様子なども撮影していたが、容量がいっぱいになったとiPhoneがうるさく、全然撮れなかった。仕方がないので早急に部屋の中でGoogleフォトにバックアップを取ったのを確認し、iPhone内のデータを削除。そう。これがいけなかった。バックアップをとったつもりで、実は取れてなかったのだ。なのにiPhone内は完全デリート。そして、明日気付くのだ。札幌観光のデータがまるまるないことに。
そんな絶望的なことをやらかしたにも関わらず、呑気に小樽観光へ。
事前調査で小樽運河のクルーズにて地域共通クーポンが使えることを知っていたので、小樽運河のナイトクルーズに参加することに。
小樽運河が昔は手を入れれば鰊を取れるほどの時代。臭くて歩くのも憚れる時代。運河を取り壊そうとする政府と地元民との戦いの時代。そんな歴史が連なって今の小樽運河になったのだとしみじみ感じ入った。
けど、めちゃくちゃ体が冷えた。船に乗ってる途中から体がガタガタ震え、手が悴む。
終わったらすぐにホテルに入り、しばらくぬくぬくと休憩。休憩がてら、この辺で共通クーポンを使える食事処はないかと探していると、今年できたばかりのスープカレー屋があることが判明。「スープカレー専門店 ダルオ」という店に向かうことに。
その店のメニューには何やら自家製コーラがあるようで、めちゃくちゃ気になったので一番人気のパリパリチキンと野菜のスープカレーと共に注文。自家製コーラが出てきた。
下の色が濃くて上が薄い。自分で混ぜるタイプのようだ。混ぜて飲むと驚き! スパイシーでとても美味。シナモンの味が強いのでエスニック嫌いな方には嫌煙される味かもしれないが、私にはドンピシャ。カレーにも合ってめちゃ美味しかった。
お会計の際、店員にポイントカードを勧められたが、地元民じゃないので丁重にお断り。ごめんよ、にいちゃん。多分今後来るとしても2、3年後とかだからよ。分かってくれ…。
ホテルに戻り、冷えた体を温めるため、早速湯船にお湯を張り、お風呂に入った。めっちゃ気持ちええ・・・。冷え切った体があったまる。ホカホカにあったまったし、明日は早起きなので早く寝た。
実際のスケジュール
午前:ホテルをチェックアウト。札幌を散歩。 |
北海道庁を優雅に散策。大通り公園へ向かう。 |
札幌市資料館を発見。中を見学する。 |
地下鉄で「さえら」へ。サンドイッチを堪能。 |
バスと地下鉄で「羊ヶ丘展望台」へ。 |
午後:北海道大学の博物館へ。その後、学食を食べ、散策する。 |
ホテルで荷物を受け取り、電車にて小樽へ向かう。 |
「ホテルノルド小樽」でチェックイン。 |
小樽運河ナイトクルーズへ参加。 |
ホテルで休憩後、「スープカレー専門店 ダルオ」にて食事。 |
費用について
地域共通クーポン
今回もらった額:4,000円分
使用期限:10/17(土)まで
前回のと合わせた額:9,000円分(前回残った額は5,000円分)
今回使用した額:2,000 円分
残りの地域共通クーポン:7,000円分
※内、2,000円分が10/17(土)までのもの。
使用金額
使用目的 | 値段 |
---|---|
地下鉄一日乗車券 | 830円 |
「さえら」のサンドイッチ | 900円 |
羊ヶ丘展望台へのバス往復代金 | 480円 |
羊ヶ丘展望台の入場料 | 530円 |
中央丼 | 400円 |
小樽への電車代 | 750円 |
ナイトクルーズ(地域共通クーポン1000円分使用) | 800円 |
スープカレー(地域共通クーポン1000円分使用) | 400円 |
【合計】 | 5,090円 |
前日まで使った分と合わせると・・・9,193円
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