1ヶ月ヨーロッパ旅行 Day8①
時は、昨日に遡る。20:00にまたまたヴィクトリア・コーチ・ステーションに居た。
この日は、フランス・パリに向かうため!!
え? バスでどうやってフランスに行くの?? 海底トンネルでも繋がってるの??
そんな疑問が聞こえてきそうですが、トンネルは繋がってません。(海底トンネルは列車のみです)
では、どうやってバスで行くのか?
ふっふっふ。フェリーも使うのですよ✨🚢
バスごとフェリーの中に乗り込み、束の間の船の旅を楽しんだ後、再びバスでパリまで移動するのです!!
イギリスとフランスをフェリーで移動って、なんか優雅な感じ♪
と、お思いのそこのあなた!! 全然そんなんじゃないです!
よく御推察ください。私が、バスに乗り込んだのは20:00!
ということは?フェリーに乗り込むのは夜中!
そのままバスの中で寝てればいいと、思うかもしれませんが、フェリーの中にバスが入った時点でバスから降ろされます。(出国入国審査も兼ねて)
出国入国審査をするところでは、審査をする人以外にも厳つい自動小銃を持った人物が。(確かフェリーに乗る前にパスポートチェックをしたはずですが、如何せん眠かったのと数年前の記憶のため、違う可能性もあります)
おお! 外国って感じだぜ✨←頭がお花畑
そしてパスポートを見せ、スタンプが押されます。
あれ? ユーロ圏内はパスポート見せずに自由に旅行できるのでは???
とお思いの方もいるでしょうが、イギリスは違います。イギリスはEUには入っていますが、国境の出入りを自由化はしておりません。
そのため、イギリスから他のユーロ圏内の国に行くときはパスポートを見せる必要があります!!
逆に言えば、それ以外の国は見せる必要もなく、フリーパス✨✨
とても楽で良い、と思われるでしょうが、難点もあり。
それは、スタンプが押されないこと😭
これだけあちこちいったにも関わらず、私のパスポートのスタンプはイギリス、フランス、旅の最終地イタリア(しかもイタリアはスタンプ薄すぎて出国した日付しかわからない笑)だけでした泣
そういうわけで審査を無事に通過したら、フェリーの休憩スペースで少しの間過ごすというもの。
ちょっとしたスロットスペースや飲食店、売店が入っていますが、時間的に飲食店はお休みだし、眠さで色々見にいく気にもなれず。
暗い海を窓からずっっっっっっと眺めていました。
(我ながら暗いやつだ・・・)○Oo( ´ ▽ ` )
またこの時に、一番大変だったことは、バスの場所を覚えておくこと!
なんども言いますが、私は方向音痴です。日常生活の中でも自分が駐車した場所とか分からなくなるくらいのレベルの人です。
当然ですが、自分が乗ってきたバス以外にも大量のバスや車がびっしりと並びます。
そんな私が、どうやってバスを間違えずに、乗り込むことができたのか。
皆さん、わかりますか?
・・・・
・・・・
正解は・・・・人を覚えること。
本当は人の顔を覚えるのが大の苦手なんですが(街中とかで知人とすれ違っても気づかないレベル)、実は体格と歩き方と服装(主に服装が大事ですね)で覚えるのはできる。
なので特徴のある人から、服装・体格・歩き方を覚えていき、フェリーから出る時、彼らの後をついていくことで、事なきを得ました笑笑
え? それって、もしその人たちが違ってたら、やばくない??
・・・・
・・・・
その通り! 実は目をつけた第一のグループはちょっと迷子になってしまったので、仕方なく、キョロキョロと周りを見ると、第二のグループ発見!
その方達について行き、無事バスにたどり着けました😗
いやー。危なかった。駐車場って休憩スペースの下にあるんだけど、階段結構降りていったし、階数もたくさんあったから階数まで違ったら、本当にアウトだったね!!
皆さん、もし私みたいに場所を覚えられないタイプではないのなら、ぜっっっっっっっっっったいに場所と、バスの番号を控えておきましょう!
そんなこんなで寝不足のままフランス・パリ(Gallieni)に到着!!
そこから、ホステルに向かうため、直結の駅に。
そこで買うのは、「navigo decouverte」というICカード!!
ぶっちゃけ、1週間ほど滞在する予定の方は、このICカードを発行し、1週間分チャージをしたほうが絶対に安くすみます!(それ以外にも、自分が行くところを計算すると、1週間より短くてもお得に観光できる可能性大です)
さて、そんなお得なICカードを発行するため、券売機で買おうとするのですが・・・
???
どう買えば良いのか、分からない。
念のため、調べておいてはいたのですが・・・・
なんか、このサイトに書いてある表示と違うことが書かれていて、分からない・・・
・・・
渋々窓口に行って買うことにしました。←なるべく人とは接したくない人
え? フランス語しゃべれるの??
と、思われた方、そんなわけありません。
ただ、このような事態になっても大丈夫なよう、サイトで予め窓口での買い方も調べておいたたため、以下の文をサラサラっと持参したノートに書いて、「ボンジュール」と軽く挨拶して、見せました。
みなさん、窓口で「navigo decouverte」を買う場合は、こちらの文章を見せましょう。
『Bonjour, une passe NAVIGO découverte, sil vous plait.』
これを書いて見せれば、ICカードセットが渡されます。
実は、これを発行するにあたって、発行手数料(確か5ユーロ)以外に25mm×30mmの顔写真1枚必要です!
私は事前に日本で撮った写真をサイズに合わせて切っておきました。もし、写真がない場合はどこかで撮影する必要があり、料金が日本より高いとのこと。忘れずに持っていくことをおすすめします!
また、糊または両面テープがあればさらにGood♪(貸してくれることもあります)
ICカードに物理的に貼り付けるので、それらがあるとスムーズに事が運びます。
さて、それを貼って組み合わせたら、完成です♪
本当は、券売機のところで1週間分チャージをする必要があるのですが、私の対応してくれた黒人美女はとても優しい人で、まとめてやってくれました。対応する駅員さんによって違うので、注意してくださいね(フランスっぽいでしょ笑)
(ちなみにこのICカードは最後に利用してから10年で有効利用期限が切れるらしいので、「もうフランスなんか行かない」ていう人以外は持っておいても損はないかと思います笑)
さて、早速改札を通るのですが、反応が日本と違い、ワンテンポ遅いというか、なんというか、「あれ? 光らない??」みたいな感じで何回か当てたりしてました。そしたら、いつの間にか開いて閉じてしまったみたいで・・・。改札内に入れなくなっちゃいました・・・。
何が何だかよく分からず、またまた窓口にいる黒人美女に助けを求めると、快く私のICカードを受け取り、窓口内でサッと機械に通して、「もう一度、どうぞ」とジェスチャーで伝えるとともに、ICカードが戻されました。
ドキドキしながら、もう一度かざします。
するとワンテンポ遅れで、扉みたいな改札(本当に扉みたいです!写真に撮っておけばよかったorz)が開きました。
そして、サッと中に入り、ペコっとお辞儀して感謝の意を伝えました。
めっちゃ優しい😭 惚れちまったぜ・・・。
そんなこんなで美人さんに迷惑をかけまくった私は、ようやくパリ市街を観光し始めます♪
それではPart2に続きます♪