公共交通機関ONLYの北海道横断旅 Vol.9
目次
- 日記
- 実際のスケジュール
- 費用について
- 地域共通クーポン
- 使用金額
日記
朝、ホテルにてあさくるパスという旭川市内を巡るのにちょうどいいチケットが買えるというので、フロントにて聞いてみる。「ありますよ」と答えるが、出てきたのは1日分。私が欲しいのは2日分のだ。聞いてみるとここにはなく、バス案内所にあるという。場所を聞き、行ってみるがなんとまだ開いてない。ブースが開くのは8:00と書いてある。私は8:00出発のバスに乗りたいのだ。これでは間に合わない、どうしよう、と思っていると、左側のブースが開いた。旭川を主に運行するバス会社は2社あり、左のバス会社の方が開くのが早いようだ。あさくるパスはこの2社合同のチケットなので、左側のブースで早速購入した。しかしバス会社の人は慣れてないみたいだった。こんなにお得なパスなのに買う人は少ないのだろうか?
そしてバスに乗って向かうは神居古潭。バスのHPによるとバス停は夢殿観音という場所で降りた方がスムーズに見れるという。紅葉がとても綺麗だが、草がすごい。ガードレールも今にも倒れそうだ。
神居古潭って有名な観光地だと思ってたのだが、誰もいない。独り占めしてるみたいでいい気分だ。そして、橋に来た。ゴールデンカムイにて土方歳三が橋を切るシーンが思い浮かぶ。
進むと、古い駅舎が。駅舎では掃除していた。
そしてすぐ隣に機関車が。
いや、バス会社のHPの地図の距離感、いろいろおかしいだろ。地図的にはもっと距離があるかのような書き方なのに、めっちゃ近いのだが。
おかげでペース配分間違えたよ。まあ、ゆっくり竪穴住居跡も見れるから良いか、と思い、竪穴住居跡に向かう。
が、道のりがこれまた長い。神居古潭のバス停までの距離も長ければ、そこからの距離も長い。地図的にはそろそろたどり着いても良さげなのに・・・。不安になり、調べるが、行く場所がマイナーすぎてよく分からない。仕方ないもう少し進むか。けど、バスの時間が迫る。でもせっかくここまで来たのだ。ギリギリまで行ってみよう。1時間で回れるようだから多分ギリギリ行けるはず・・・と思った時、ようやく見えた。
すぐさま駆け下りるが、謎の廃屋が立ちはだかる。戻ってきちんと看板を見ると逆側の道だった。どう見てもこっちがメインみたいな顔をした道なのに!?
仕方ない、行くかーと思っていると、アラームが鳴った。このアラームはあと10分でバスが来る知らせ。止むを得ず直前で断念した。
神居古潭からの帰りのバスは実はあさくるパスが使えない。別会社のバスだからだ。なんというか、所要時間1時間と書いてあるくせに同じバス会社を使うと次のバスが3時間後という鬼畜設定。過ごそうと思えば過ごせるのかもしれない。他にも遺跡があるらしいから。けど、神居古潭でさえこんな整備されてなさすぎるのに、他の場所の整備度は推し量られる。そんな地で3時間は無理。そのため別会社のバスを使うしか無かった。せっかくあさくるパスという良いものを作っているのだから、もう少しバスの時間をいい感じにして欲しいのだがなあ。まぁ、それでも安く済むからいいけど。
その後向かうは北鎮記念館。北鎮部隊、第七師団についての資料がたんまり。ゴールデンカムイの作者もここを参考にしたという。
漫画に出てくるエピソードと同じエピソードが書かれていたりして、すごい、と思うのと同時に本当に凄惨な戦いだったのだと伝わる。こんな戦い方でロシアに勝ったのなら、のちの第二次世界大戦で泥沼な戦い方をしたのは理解できる。精神論が根付くはずだ。幼女戦記でもやっていたが、”正しい勝ち方”というのは重要であり、大事なのだなと分かる。
その後は近くの護国神社に行き、お参りした。
するとお参り中、日が差して歓迎されてる気がした。その後は散策。ここの紅葉と庭の見事なことよ。とっても綺麗なのに人が居ない。勿体無いなぁと思った。
その後はお腹が空いたので、あさひかわラーメン村へ。ラーメン村ではハーフが頼めるみたい。
なんか有名店らしき「梅光軒」というところでまずは醤油のハーフを。
なるほど、こういうラーメンが旭川ラーメンか。てか、メンマでかいな。想像の3倍くらいでかい。お肉もしっかりしてるし、具材がすごかった。
2軒目の店「山頭火」では塩ラーメンが売りっぽいので、チビ塩ラーメンを注文。
あっさりとしてスルスル食べれる。さっきのラーメンよりもこっちの方が私好みだ。お会計はあさくるパスについてた10%オフを使うが、店員さんが戸惑っていた(使うことはできた)。いやいや、どんだけこのパス不人気なん? まぁ車勢が多いから仕方ないのかもしれないが。
無事にお会計は済んだが、ハーフ2つでお腹いっぱいになってしまった。昔の私なら3杯は絶対食べれたのに。歳とは恐ろしい。
バスが来るまで時間があるので散策。ツルハドラッグが見える。サツドラもだけど、ドラッグストアって土地柄が見え隠れする。全然馴染みがなくて笑う。馴染みがないといえば、セイコーマートもだ。帰るまでには一度寄ってみたいな。
そんなこんなでバスが来て、次には常盤公園に。常盤公園の紅葉も素晴らしかった。
葉っぱが一面に広がっていて、しかも合鴨が池で泳いでいる。絶好のロケーションだった。
カラスがいなければ。
カラスがスッゲーうるさい。あとカラス使い的な人を見かけた。カラスがその人に寄っていくのだ。「カラスよしよし」と言っている。多分だけど餌付けしてるよね? じゃないと寄ってくるっておかしい気がするんだけど。餌以外でもカラスを調教(?)する方法あるのかな?
まぁ、そんなこんなで晩飯。この日は「ぎんねこ」で新子焼きを食べに行ったよ。新子焼きは時間がかかるから、えんがわ(鳥の部位らしい)という串を1本注文。御通しの漬物と一緒にお店おすすめの男梅のサワーを飲んだ。
お店の雰囲気は最高。和気藹々としていて、店員さん同士の中の良さも垣間見えるのがまた良い。そんなこんなでえんがわも漬物も無くなってしまい、もう一本串を頼むか迷っていると、出てきた。旭川名物の新子焼きが。いや、でけぇ。想像の2倍だわ。店員さんは写真を撮るか聞いてくれるので、お言葉に甘えて写真を撮る。そして、食べやすいようにカットしてくれるのだ。たまたま私は席がカットするところと近いので、目の前でやっていただけた。
そしてカットが終わり、まずは塩焼きを一口。ジューシーで鶏肉の旨味がダイレクトに伝わる。お次はタレ。タレの味も美味しい! ご飯が欲しくなるが、絶対に食べきれないので注文しなかった。
両方交互に堪能するが、苦しくなってくる。ただでさえお昼を14時ごろに食べているのだ。苦しくて当たり前だ。しかし頑張って平らげた。美味しかった。新子焼きもだが、串もめちゃうまい。北海道にまた来ることが有れば、今度は串を中心に注文したいと思った。人気店なのは頷ける味であった。
実際のスケジュール
午前:ホテルであさくるパス2日分を買おうとするが、2日分はないと言われる。 |
バス案内所にてあさくるパス2日分を買い、神居古潭へ向かう。 |
神居古潭に到着。観光し、旭川駅へ戻る。北鎮記念館へ向かう。 |
午後:北鎮記念館に入館。その後、近くの護国神社に向かい、参拝する。 |
バスであさひかわラーメン村に行き、「梅光軒」と「山頭火」ラーメンを食べる。 |
周辺散策。その後、バスにて常盤公園に向かう。 |
常盤公園にてカラス使いと遭遇する。 |
旭川の名物「新子焼き」を食べに「ぎんねこ」へ。 |
費用について
地域共通クーポン
前回までの額:2,000円分
今回使用した額:0 円分
残りの地域共通クーポン:2,000円分
使用金額
使用目的 | 値段 |
---|---|
あさくるパス | 1,800円 |
神居古潭から旭川駅までの電車代 | 490円 |
醤油ミニラーメン | 600円 |
塩ラーメンミニ(あさくるパスの割引使用) | 675円 |
新子焼き | 2,370円 |
【合計】 | 5,935円 |
前日まで使った分と合わせると・・52,824円
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