1ヶ月ヨーロッパ旅行 Day15
※グロいのが苦手な方は、以下の内容は読まないでください!
一部の写真が人によっては不快に感じるものがございます。耐性がある方のみお読みください。(以下本文↓)
マドリード出発まで時間があったので、サン・ジョセップ市場に行って来ました!!
実はこちら、昨日のガイドさんにオススメされた場所♪
時間があるなら寄ってみると良いと言われ、やってきました。
朝一なのに、この賑わい!
サン・ジョセップ市場とは、高級レストランの仕入れから庶民にまで慕われる市場で、安くて新鮮で美味しいものがいっぱいのバルセロナの見所の一つ。
日本の市場と雰囲気が違い、ビタミンカラーがいっぱいで、カラフルな市場でした!
あとレバーとかセンマイとか、なかなか見られない大きな塊の内臓でケースに入ってたり、頭そのままとかありましたよ。
円らな瞳だったので、思わずパシャり。(苦手な方は写真を見ないでください)
また、ランブラス通りもぶらぶら。観光客と思しき人が沢山います。
そして裏路地に行くと古い街並みがあってオススメともガイドさんに言われていたので、そちらにも行ってみることに。
正直、旧市街は治安が悪いと言われていたので、行くつもりはあまりなかったのですが、せっかくガイドさんがオススメしてくれたので気を引き締めて裏路地に入っていきます。
すると、確かに古い街並みがあり、表通りとは雰囲気が違います。
また、道の端々には物乞いの方も多いです。
しかし幸い裏に入ろうとした時、日本人の女性二人組がいるのが丁度目に入ったので、(有名な何かを買いに来たらしい・・・)まあ、そんな心配することないかと楽観視していました。
そんな古い町並みを楽しんでいると、ボサボサ頭でヒゲも不揃いの男の人が歩いてくるのが目に入り、思わず凝視してしまいました。
ただ歩いているのなら、私もじっと人を見ることはありません。
その人は素手でパンを指の間に挟むように左手に三個持ち(そんな持ち方だから潰れている)、右手に持っているパンをガツガツと食べていました。
普通、それだけの量のパンを買ったら袋をくれると思うのに、なんで素手???
せっかくの美味しそうなパンがへちゃけてしまって勿体無いなあ。
と思っていると、パン男の後ろから厳ついスキンヘッドのおじさんが、パン男の方に手をかけ、乱暴に振り向かせ、厳しい口調で問い詰めている。
そのさらに後ろでは、お揃いの服装をした心配そうなおばさま方が建物からひょっこりとこちらを窺うように見ている。
なるほど! パン泥棒か!!!!
だから素手! だから急いでお腹に詰め込んでる!
てか、やっぱり治安悪いんじゃん、ここ!!💦
と思い、急いで引き返しました。
パン泥棒って今でも実際いるんですね💦 18、19世紀を舞台にしたヨーロッパの映画みたいなシーンだった。初めて見た・・・。
日本に居て一度も遭遇したことのない場面。しかし、バルセロナでは多くの人で賑わう大通りの傍から裏通りに入っただけで遭遇してしまいました。
この事実は、それだけ貧困層が多いということ。
(冬のしかも平日に)観光客がこれだけ居て、いくら賑わっていても、その恩恵を受けることができない人がいるのだという事実。
また日本ではあまり報道されていませんが、2019年10月現在、デモが続いているとのこと。
結構闇深い地域なのかもしれない・・・。
引き続き街をぶらぶらしていると、マドリード出発の時間が迫ってきました。
そんなわけで駅に向かいます!
あれ? バスじゃないの??
と思った方、沢山いるのではないでしょうか?
なんせ、ずっとバス使ってましたからね笑 本当は私もバス使うつもりだったんです。
しかしながら、到着時間が夜の9時とかになったり、朝着くバスを選んでも深夜2時くらいに途中下車する必要があったりしたので、チキンな私は列車に変更しました。(また、そこまで高くなかったというのも理由の一つです)
初めて使う列車、Renfe(日本でいう新幹線)にドキドキ!
なにやら、Renfeでは空港のように大きな荷物はX線にかけなければならない仕様になっているようで、それっぽい機械が見える。なるほど。テロ対策か。最近多いですからなあ😔
またヨーロッパだといつの間にか時間が変更されたり、ホームが変わったりするので、電光掲示板をガン見。(時間になるまで改札内に入れない)
お! 私が乗る奴の案内が表示された! これに乗らねえとチケットが無駄になる(Renfeは全席指定席。日本のように立ち乗りは無し)
そろそろ移動しようと思い、改札に向かい、チケットを見せたら、荷物をX線に通して進む。
日本の新幹線もテロ対策のためにこういう感じのシステムを入れようという話になっているみたいですね。
入れたらこういう感じになるのかぁ。私は安全のためならば良いと思うのですが、立ち乗りでも乗りたい人のことを考えると、難しいのかなあとも思います。(このシステムを入れるにあたり、全員指定席にしないと色々管理が難しいと思います。ホームに人が溢れたりとかね)
さて、景色を楽しみながら列車に乗ること約3時間!
着きましたよ、マドリードに!!
マドリードでは、日本人夫妻が経営しているホステルに宿泊。
お宿は少しお高め(それでも一般のホテルよりは安い)でしたが、個室でゆったりできるところを途中で挟まなければ自分の性格(どんなに親しい友人でも1週間超えても同室&ほぼ一緒の行動していると禁断症状が出るくらいに一人が好きな人)的にストレス死にすると分かっていたので、ここは敢えて個室のあるこのお宿を選びました。
マドリードでトラブルに巻き込まれないように気をつけるべき点を教えてくれたり、帰りの飛行機までどういうルートで行けばいいか教えてくれたりと、とても親切でした。
ここにして大正解です😭!!
そんなわけで次回からはマドリード編になります! お楽しみに♪