1ヶ月ヨーロッパ旅行 Day13①
全然寝られない中。
予めセットしていた目覚まし(勿論周りへの配慮のため、バイブのみ)が鳴った。
もうそろそろかな?
しかし、予定時間より2、30分早くにバスが止まる。
そして、バスからたくさんの人が一気に降りていった。
あれ?ここか?
けど、違うよね?? 場所の名前違う気がするし・・・
けど、バルセロナって書いてあるように見える・・・
まだ…だよね?:(;゙゚’ω゚’):(←みんなと一緒に行動したくなる日本人DNA発動中)
乗っているのは、私の隣のかなりふくよかな黒人のおばさんと、その仲間たちぐらい。
心配になり、意を決しておばさんに聞いてみることに。
紙を渡し(目的地はスペイン語)、「すいません。この場所はここですか?」(勿論英語)と恐る恐る聞いてみる。
すると、おばさん、仲間を呼び、「これってここなの?」的な感じ(スペイン語なので正確にはなんて言ったのかは分からない)で仲間に私が渡した紙を見せ、荒っぽいけど親身に対応してくれた。
結局は「運転手に訊いて」となったけど。
人の優しさが染みました。
そして、訊いた結果、次だと言われました。
後でわかったのだが、みんなが降りていったのはどうやらバルセロナの空港だったらしい・・・。
日本人の本能に従わなくてよかった(ー ー;)
そして、ついに目的地に到着✨
けど、ネットで「スペインでの6:00は夜中みたいなもの」という情報を見たので、大人しくバスステーションでせめて7:30過ぎるまでは居ようと思った。
けど、早く街が見てみたいうずうずさに負け、7:00に地下鉄に直行!
google先生に従い、しばらく歩くと見えてくる地下鉄。
地下鉄に行くと、ホームはガラガラ。
しかし!! 酔っ払いがいました!!
なぜならスペインの7時台は日本でいう深夜2時3時。なので、普通に酔っ払いいます。
しかし知識として知ってはいても、実際に見ると面食らいますね・・・。
日本だと、通勤ラッシュ帯なのに笑
そんな私の目の前には2つのグループの酔っ払いがいて、その中の一人の女の人は相当酔っているみたいで、別グループにお尻をフリフリしたりしている。
その姿にグループの人たちは大爆笑。
大きな声で、がなるように喋るスペイン語。
バスの時からもしかしてと思いましたが、私、スペイン語嫌いみたいです。
スペインの前がフランスだったからかもしれません。
フランス語は本当に耳馴染みが良く、滑らかな絹が耳を滑っていく感じでしたが、スペイン語は耳の中を太い針で突き刺すかのようでした。
そんな環境変化が一気に来たので、私の耳は悲鳴をあげています。
早く、スペイン語に耳が慣れなければ泣
(今思うと、寝不足も関係してたのかもしれません笑)
そんな酔っ払いたちの騒ぎをバックミュージックに「TMBの10回券(略:T-10)」を購入しました。
これ、バルセロナ市内を移動するのにめちゃお得な券。
メトロ・市バス・トラムなどの公共交通機関で大活躍!
10回しかないのに? という声が聞こえてきそうですが、2日以上滞在者には間違いなくお得です。
なぜなら1回乗るのに乗車賃2.20ユーロに対して、TMBの10回券は10.20ユーロ✨
また、1時間15分以内だったら1回分の消費だけで乗り換えができる!(例:バス→トラム、地下鉄→トラム等)
また複数人でも利用できます!!(例:2人で2回分消費になる。【青春18切符を想像するとわかりやすいかも】)
実際に一人通ったら、改札越しにチケット渡してもう一人通らせて・・・という光景を何度も見ました。
なので、1日しかバルセロナにいないっていうグループでも、人数によりお得になることもあります。
なので、バルセロナに来た時は、積極的にこちらのチケットを買いましょう!
そんなこんなでホステル近くの駅まで辿り着きました。
バルセロナの街は、大きな通りがたくさんあり、まっすぐな十字路に区切られている。けど、日本みたいな角があるのではなく、角が削れた十字路になっている。
なぜ角が削れているのかというと、実はこの街を設計した時代は車ではなく馬車の時代。
馬車だと直角に曲がるのは難しいため、あえてこのような作りにすることにより、曲がりやすくしたのだとか。
しかし、現在は車社会。角が削れた余った土地の部分は駐車場になったりして利用されていました。
面白いですね。歴史を感じます笑
そんなこんなでホステルに着き、荷物を預けました。
その際にWifiのパスワードを教えられたのですが、覚えるのがめんどくさかったので、写真を撮ろうとしたら、わざわざ持ち上げていい笑顔で写ってくれました笑
スペイン人のこういう陽気な所、めっちゃ好きです笑
次は、観光編です♪