1ヶ月ヨーロッパ旅行

1ヶ月ヨーロッパ旅行 Day23

ベルリンからミュンヘンに着いたこの日。

いつものように観光している最中、事件が起きました。

それはレジデンツ(バイエルン王家ヴィッテルスバッハ家の居城だった建物)の中で起こりました。

レジデンツ入り口

いつもの様にiphoneでパシャパシャ写真を撮っていると、「あれ?」突然画面が動かなくなりました。

まあiphoneは偶にこういう事が起こるから放って置けばいつもの様に治るだろうと簡単に考えてました。その時はただ「鞄を預ける時にデジカメを鞄の中から出しておけば良かったなー」と思ったくらいでした。

しかし、その後にメインの王冠の所に来た時も動かず。

一旦電源を入れ直そうと思っても、画面は消えず。

どうしたものかとあれこれ弄っていたら急に画面が消えました。

!?

電源ボタンと全く違うところを押していたので吃驚しましたが、とりあえず電源が切れた様なのでまた入れ直そうとしました。

しかし、点かない。

時間を置いても点かない。

充電器を挿してみてもバイブ音はしても🍎が出てこない。

これ、やばくね((((;゚Д゚)))))))!?

めちゃめちゃ焦りました。

ネットが無いと明日からの予定が台無しだし、何よりGPSが無いことは方向音痴の私にとって死活問題でした。

修理に出さねば。

瞬時に思いました。

しかし、いくらミュンヘンが繁華街だと言っても、あの気まぐれな🍎のマークが適当に歩いて見つかるとは限りません。

それこそネットで調べるか何かをしないと。

どうしよう、と思いながら辺りをキョロキョロしていたら…

なんと、ありました!

🍎のマークがひょっこりと飛び出てるではありませんか笑

店の中に入り、店員さんに見てもらうと、「これを直すのに140ユーロかかるけどいいか?」と尋ねられました。私は即答で「yes!」と答えました。

今日中に直るのなら値段なんか気にしません。

そしたら次に「バックアップはとってるか?」と訊かれました。

私はパソコンにデータを入れてる派(というかiCloudでバックアップをとろうとしてもいつも上手くいかない)なので「とってません」と答えると、「データ消える可能性がある」と言われました。

その時の絶望感といったら。

iphoneでしか撮ってない写真とかも結構あったので、私の今までの旅のほとんどの思い出消えるとか、私の3週間は一体何だったのかと問いたくなります。

しかし、背に腹は代えられません。

この際ネットとGPSさえあれば今後何とかなりますし。

私は直すことに決めました。

この後の1時間くらいはほんと悶々としていました。

今までの思い出をちゃんと細かくタイムラインに記しておけば良かったなあ、とかどうにもならない事ばかり考えてました。

しかし、1時間後。

そういえば、私にはパンフレット達がいるではないか!!

パンフレットがある事自体が私がそこに行った事実!

パンフレットを片手に適当に話を作ったり作らなかったりして友達に聴かせよう!←酷い

別に悲観的になることはない✨ ということに気がつきました笑

そんなことを考えていると来るように言われた時間が迫っていました。

もしデータが消えてたらミュンヘンの夜景をヤケ糞に大量に撮ってやろう、と密かに思いながらもう一度🍎の店まで行きました。

中に入るとサインとパスポートの提示を求められ、クレカでサッと払うと、あっさり渡されました。

そしてドキドキしながら中を見ると、データは無事でした✨

「Have a nice day!!」(店員)

「You too!!✨」(私)

多分、来た時とは別人の様な顔になってたと思います笑

ミュンヘンの夜景はウキウキ気分で撮ることができました(*’▽’*)

ミュンヘンの夜景

この時、強く思ったのが、iPadまたはMacbookがあればなあと。

今回は運よく🍎ちゃんを見つけられたから良いものの、大抵の場合、探さなければなりません。なのに、ネットにつながる唯一のものが使えないとなると、コミュ障かつ方向音痴な私には絶望でした。

なので、次海外一人旅する時用にどちらか必要だと思い、思い切ってMacbook Air(旧)を購入しました。

機械音痴なので使いこなせるかどうか不安だったのですが、意外となんとかなりました笑

皆さんも長期海外旅行をする際は、ネットに繋がるものは最低2つ用意したほうが良いですよ!!

できればApple製品! Apple製品は高いですが、大抵の旅行地で修理できますからね✨ おすすめです!!

<後日談>

1ヶ月ヨーロッパ旅行終了後、しばらく経った後に卒業旅行でロシアを旅行しました。すると旅行中、iphoneの再び電源がつかなくなりました。

仕方ないので、ツアー旅行のため日本に帰るまで我慢し、帰国後速攻でカメラのキタムラへ。

店の人曰く、ドイツ人は不器用で、上手く接合が出来なかったからこうなってしまったとのこと。

そう言われたのですが、私としては収容所の写真が原因なような気がしました。理由は、身内向けに写真をUPしていたら、「寒気がする」「写真を見ていたら気分が悪くなった」との声が多数寄せられていたため。

流石にこんなことが続くと私も気味が悪くなってきました。それでもせっかく撮った写真を捨てるのは惜しい・・・(←貧乏性)

とりあえずその写真を一旦パソコンに移し、スマホから全て消し去りました。

すると・・・

その後、機種変するまでiPhoneは問題なく動き続けました。

しかし、その代わりにパソコンの調子が悪くなりましたとさ。

終わり。


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kuonkaito.606@gmail.com
久遠海音です♪ 旅行や漫画・アニメが大好きで、特に海外旅行へ行くことを生きがいにしている貧乏人です。そんなインドア貧乏人が海外旅行に行った時の体験記を中心にブログを書いています。

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