1ヶ月ヨーロッパ旅行 Day2①
早朝5:00
私はヒースロー空港に居ました。
とうとう入国審査の列に並びます。
英語が得意では無い私は、並んでいる最中に何が聞かれるのか基本的な事を予習中。
WiFiが飛んでたので、「ロンドン 入国審査」で調べると…
「イギリスの入国超厳しい」
「イギリスの入国怖い」
「英語聞き取れない」
「日本人でも入国拒否される事がある」
など、恐ろしい事が。
( ゚д゚)
((((;゚Д゚)))))))
これは、大ピンチです。英語レベル超低脳の私にとって最難関が待ち受けてます。
なんという事だ…
日本人だし、発展途上国みたいに賄賂要求してくるような入国審査官はいないだろうし、テキトーに返しとけばいいだろー的なお花畑脳だったので、これは予想外でした…
そして、高速にスマホ操作し出す私の指。
付け焼き刃だが、何か役に立つだろうと過去の人達が今まで聞かれた事をインプット。
そして、返答もインプット。
そしてとうとう私の番が…
ドキドキしながら、パスポートを渡す。
受け取る入国審査官。
何を言うだ…
何を言われるんだ…
聴力を最大限に引き出し、どんな音でも拾えるようにする。
ドックン
ドックン
ドックン
すると、審査官はスタンプを押し、無言のまま返却。
…
受け取る私。
そのまま通り過ぎる私。
・・・・・・・・え?
普通に通れたやん…
…まあ、何事も無くって良かった、てことで…ね。
うん。
(私はこんな感じで通ることができましたが、(多分阿保なオーラが漂ってたため「こいつは無害だ」と思われた可能性大)何か聞かれることがあるので、予め予習しておくのがベストです)
さて、ロンドンまで地下鉄で行く事にした私。
ロンドン旅するなら、「oyster cardが一番!」とネットに書いてあったので、早速、oyster cardを買う事に。
oyster cardは日本でいうSuicaなどのICカードの事。定期もありますが、数日滞在なら、普通に使った分だけ差し引かれるチャージ式の方がベスト!
また、普通に切符も売ってますが、oyster cardの方が半額安くなるので、短期滞在でも購入をお勧めします!!
(初回購入デボジットとして5ポンドかかりますが、最後忘れずに清算すれば、それも戻ってくるので、圧倒的にお勧め❤️)
そんな訳で、事前に調べていた通り機械を操作し、クレカを通し、暗証番号を入力する。
が、何故か決済されない。
もう一度試す。
できない。
もう一度。
できない。
…
冷や汗がどっと出てくる。
ヨーロッパはクレカ社会ということ事でヨーロッパ旅行をイオンのクレカ(VISA系)でほとんど賄うつもりだった私。
もちろん、現金なんて用意してない。
これはどう言う事だ。
やばい。
冷静になれ。
…!
そういえば、飛行機代やらなんやらで、カード上限額超えてたような。
マジか!今!!今!使えなくなったの!?
まだつい最近まで使えてたのに!!!!
いきなりメインで使うはずだったクレカが役立たずになりました。
他に私が持っているものはあと2枚。
一つはアメックス。
これは、ヨーロッパでは、ほぼ役立たずと言っていいだろう。
私もクレカとして使うつもりはなく、旅行保険として使うつもりで持ってきたまで。
(セゾンブルーのアメックスカードを持ってきていますが、下手な旅行保険より良いです。これプラスその他のクレカ旅行保険があればほぼ賄うことができます。※国によって賄うことできません(アメリカ・ハワイなど)。クレカで賄う人は自己責任で行いましょう)
あと、荷物を無料で送ってくれたりとかのオプション目的だ。
そしてもう一つは…マネパカードだ。(マスターカード系)
こいつは両替目的で持ってきたものだ。
なんか、お得に両替できるーとかネットに書いてあったので、今回初めて作ってみたやつ。(事実クレカ出金やその他両替所等で両替するよりお得でした。手数料が違います)
それ以外にも、お金をチャージして、プリペイドカード的な使い方もできるとか。
チャージしているのは日本円で1万円程。
元々はこれをメインで使うつもりはまっっったく無かったので、全然チャージされてない。
しかし、この状況では致し方ない。
とりあえずネットバンクにて、マネパにお金が入るように手続き。さすがにすぐには反映されないが、仕方がない。
近くにATMがあったので1万円ほどのポンドを出金。(ATMの操作はどの国でも選択すれば英語でできます。英語が苦手だって人でも慣れれば難しくないので、長期旅行する人はマネパカードを発行すると色々と便利です)
その金でやっとoyster cardを買えた。
ひとまず安堵する。
そして、地下鉄構内をしばらく歩いて、ふと気がつく。
あれ?別に出金する必要は無くね?
そのままカード払いすれば良かったのでは…
やはり人間テンパるとダメですね☆
そうこうしていると、電車が来ました!!
あの、よくテレビとかで見る感じのやつです!
気分が高まります。
一応隣にいた黒人系美人な駅員さんにこれはこの駅に向かう電車か拙い英語で聞くと、「YES」とにこやかに答えてくれた。
ええわぁ。気分が和む♪( ´θ`)ノ
そして、いざ、車内へ入ると・・・・
狭っ!!∑(゚Д゚)
え? なにこれ、日本の地下鉄より狭くね?
イギリス人ガタイ良いのによく我慢できるな!!
(私はリュックだが…)
他の旅行者がスーツケース(大)置いた時の道の狭さよ。(空港直結の地下鉄なので、他の旅行客もいる)
私の前に座った人、スーツケースだから、人一人しか間に入らないし。
てか、天井も低いし。
圧迫感ハンパない。
駅に止まれば止まるほど、どんどん人が多くなる車内。
く、苦しい…
やっと目的の駅に着き、人混みを掻き分けて、ホームに降り立つ。
やっと解放された…
改札を出ると、私が降りたホステルの最寄駅は、これから出勤する人たちが駅に吸い込まれていく。
周辺の店は慌ただしそうに開店準備をしていた。
そんな街の様子を観察しながらホステルの前まで行くと、ドキドキした。
英語の予習は完璧。
とりあえず、リュックを置かせてもらうんだ。
大丈夫!
発音なんて、学校では外国人の先生に褒められるレベルだから!!
私なら、行ける!!!
中に入り、受付へ。
受付には、なかなかファンキーな格好をした姉ちゃんがいた。
アヴリル・ラヴィーンかな?笑
恐々しながらも、声を掛ける。
「予約していたものですが、荷物を預かって貰ってもいいでしょうか?」
すると、お姉さんが指差しで
「あの荷物のマークが付いている矢印を進んでいけばいいよ」
と言われ、進んで行く。
言われた通りの場所にロッカーがあった・・・が。
まさかの有料ロッカー!!? 大抵の宿泊施設では無料で預かってくれると聞いていたのだが・・・・。
これなら、普通に駅に置いても良かったやん泣 朝一でここに立ち寄った意味、ゼロ😭
しかも、ハイテクなのか、ローテクなのかよく分からんロッカーなため、使い方がいまいち分からない。
何このロッカー? この赤い赤外線何? しかも画面は背景青に白のカクカクした文字で古臭いんだけど?
しかも、周辺には人っ子一人も居ないので、様子を伺うこともできない。
詰んだわー。
とりあえず、適当に弄ってみるが…
分からん。
お金を入れるとこがまず分からん。
そこでどうしても躓く。
しかも、時間制限みたいなのがあり、途中まで進めても始めに戻ってしまう。
イライラが募り、焦り出し、だんだん半泣きになってくる。
空港では、入国審査に焦るし、クレカに焦るし…
なんか、トラブルってほどのトラブルじゃないが、初っ端から景気悪いなー。
やっぱ、1ヶ月ヨーロッパ旅行とか私には無理だったのかも…
一人でぽつーーーんとロッカーを弄くりまわりていたので、どんどんネガティブな方向へ。
そして、イライラもピークに。
ああ!もう!!
こんなの分かるわけ、ない!!!!
とうとう受付のお姉さんに聞く事に。
丁寧に教えてくれるアヴリル姉さん。
確か取り敢えず空いてるロッカーを開けて荷物を掘り込んで閉じたら、機械操作するところまで戻って、何時間預けるか選んでお金払うとレシートが出てくるからそれを受け取るタイプだったらしい。
(ちなみに赤外線は、ロッカーから荷物を取り出すときに、レシートにあるバーコードをかざすためのやつで、かざすと荷物が出てくるという)
まじか・・・。てっきり操作してからだと思ってたよ。田舎育ちの私にゃハイテクすぎるわ。
アヴリル姉さんにほんま感謝です✨✨😭
彼女のお陰でようやくリュックをロッカーに仕舞うことができ、身軽になりました。
やはり、人に聞く事が大切ですね☆
次は、やっっっと観光です!!