ヤバイ人シリーズ① 〜叔母に騙された話 #33〜
叔母に騙された話 #33
この話は、人との交流を避けまくっているコミュ障でも、このようなことに巻き込まれることがあるという注意喚起のお話です。実話ですが、身バレ防止のためフィクションが混ざっております。何卒ご了承くださいませ。
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商売する上で一番やってはいけない事、「名前の呼び間違え」。ぶっちゃけ私自身が顔と名前を覚えるの苦手な人なので、名前を呼び間違えられたら(少し悲しいけど)聞き流すことが多いです。しかし、今回は本当に望んで買った品物では無いものを大量に買わされたので、かなり腹立ちました。これで月収400万? カリスマ販売員? ちゃんちゃらおかしいわ。
このAさん、コミュ力あると思ってるタイプのコミュ障だと思う。一番厄介なタイプ。例えばヨーロッパ旅行をしたという話から、Aが「どこがいいと思ったの?」と訊いてきたから、「フランスですね」と答えたんですよ。そこからフランスの話を広げるのかと思ったら、「そうなの!? 私はスペインだったなー。スペインはね〜・・・」と自分語り。また、私はスマホの待受を北海道の「青い池」に設定していて、それをたまたま見られたのですが、「きれいなところね、そこはどこ?」と訊かれて北海道旅行の話になり、「他にはどこ(有名な観光地)に行ったの?」的な会話になるかと思ったら、「(回転寿司店名)行った?」とウェブサイトや情報誌には中々載ってない店名をAは訊いてきて、「え? それどこですか?」と訊いたら、「え! 有名なのに知らないの? (回転寿司店名)はね〜・・・」と自分語り。いや、北海道旅行してて「青い池」知らない方がよっぽどおかしいのでは??? と思いながら聞いてました。とにかく、このAは全て自分の話にしてしまう人でした。普通のおばさん同士の会話ならそれでいいかもしれないけど、商売する人は商品についてのトーク力もいるけど、それ以外は何よりヒアリング力がいると思うんです。なのに、それらが全然できてなくて、どこに月収400万円も売り上げる力があるのか謎でした。